2017年10月9日月曜日

オグロシギ IUCN(国際自然保護連合)準絶滅危惧


2019年9月19日 火曜 
 ほぼ2ヶ月ぶりの撮影となってしまった。
4時すぎ起床。5時過ぎに家を出ると、昨日までの台風の影響で空気が生暖かい。なんとか39分の始発の列車に間に合った。
 コンビニで朝と昼食を買い、海岸を進む。石浜でキアシシギが飛び去る。砂浜でトウネンを1羽 確認。
 疲れを覚えて砂浜の土手で休もうとすると、潜んでいたキアシシギらしき個体が1羽逃げ去って、砂浜に止まろうとした瞬間、ハヤブサが飛んできて摑んで飛び去った。僕の行動が一枚絡んでいることを思うと複雑な心境にもなった。そうこうしていると彼方に虹が架かっていることに気がついた。聖書においては、洪水で地上が全滅し方舟に乗ったノアの家族と動物だけが生き残った話だが、もう二度と洪水で人類を滅ぼすことはないという神の約束の証が虹である。そうだ、生命を司っているの神なのだ、ということを気付かせてくれた。気を取り直して前に進んだ。
6:55
 空模様は台風一過の晴天という訳には行かず、東側は晴れてはいるものの、西側はどんよりと低い雲が立ち込めていた。

 台風の影響で漂着物が散乱している中にメダイチドリ4羽にチュウシャクシギ2羽が混じっている。しかし警戒心が強く中々近づけない。
9:21 メダイチドリ 

 目の調子が悪く前方の視界がぼやけている。そのため近くにまで接近していたチュウシャクシギに気付くのが遅れ何度がシャッターチャンスを逃してしまう。
の河口まで辿り着くと、海面にシギチドリ類が2羽、採餌している。シギチドリ類が海面に浮かんでいる姿を見たのは初めてで驚いた。アカエリヒレアシシギだった。なるほどその名の通り足にヒレがあるから泳げるのだ。そういえばこの近くの沼で夏羽の赤い個体が浮かんでいるのを見たことがあった。 
9:44



10:14 チュウシャクシギ



別のチュウシャクシギかと思ったらオグロシギ3羽だった。12:35

 13:20
13:41

 オグロシギは近づいても逃げず、7,8メートル位の距離で平行線となって撮影していた。帰りの道のりを考えるとそろそろ体力的には限界で、引き返すか迷っていたところ、何の前触れもなく突如ハヤブサが急襲した。しかし3羽とも何事もなくあっさりと飛び去っていった。僕は気配すら感じなかったが、私にも注意を払いながら、いとも簡単にハヤブサを察知する能力に驚かされた。ということはどんなに人間が注意したところで彼らの方が先に気付いているのだろう。大事なことは気付かれないことよりも、危険と見なされないことなのだろう。
 これで迷わず引き返すことができた。今日は雨が降ったり止んだり晴れたり、雷があったりと不安定な天気で何度も雨具を着たり脱いだりして大変だった。列車に乗る前にカフェレストランで焼きスパゲティを食べた。
その他の出現鳥類:ミサゴ、オオタカ、カワラヒワ100以上。
17:10帰宅 36595歩 18.2キロ