2017年4月13日木曜日

4月6日 AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR レンズ デビュー

 ニコンのキャッシュバックキャンペーンが3月末まで延長になったことで、いつかは買おうと決めていた300mmF4レンズと1.4倍のテレコンバーターを前倒しで購入した。
 同型のレンズでは他社より格段に軽い755gの軽量コンパクト化を実現した。ちなみにキャノンよりも435グラムも軽い。なんとフードを付けたままでもザックに横向きで詰められる。
 2万円の返金により、自然故障・物損の保険料込みで23万円ほどで、金銭的には非常に厳しくなったが、どうせ買うなら今でしょ、と勝負にでた。
 

2017年4月6日 朝のうち晴のち曇

 予報では午前中は晴であったこともあり、思い切って撮影に出ることにした。ザックに新しいレンズを詰め、朝食を食べずに7時過ぎに家を出た。コンビニで朝と昼の食事を買い朝1番のバスに乗る。
 7:56 高台から入り江を見渡したがアザラシはいない。大きな岩にはもうトドはいなかったが、岩の一角に夏鳥のウミネコがオオセグロカモメやウミウに混じって群れを成していた。



 ハヤブサを求めて山頂を目指す。さすがに空腹では力も出ないので、登り口でおにぎりを1つだけ食す。途中、シマエナガが見られゴジュウカラが鳴いていた。
9:05 前回と同じ場所で待機する。西側の小さな岩にもトドは見られない。すべて北に帰ったのだろう。代わりにウミウが陣取っている。
 早速、サーモスに入れたコーヒーで一服しようとしたが、ザックのサイドポケットに入れたはずなのに見当たらない。転んだ際に落としたようだ。一気にテンションが下がった。



 13:53 何やら聞き覚えのある声だと思ったら夏鳥のイワツバメが2,3羽上空を飛んでいる。例年よりも随分と早い印象だ。


 意中のハヤブサは全くでない。エゾライチョウがしきりに鳴いているのだが姿が見えない。余りに暇なので足跡を辿って転んだ場所までサーモスを探しに行ったら、幸運にも見つかった。
 15:06 撤収しようとした矢先にオジロワシの羽色も斑な若い固体が、東から西へと飛び去り森へ入ったようだ。
もう北へ帰ったと思っていたが、4月のこの時期まで海ワシを確認したのは初めてだろう。



15:41 西側の尾根から下山していると、左手の林内からエゾライチョウの声が聞こえる、鳴いている方向に歩をすすめるが、枝に紛れて中々見つからない。望遠レンズを向けると雄鳥だった。南に伸びた小高い尾根をはさんで雌鳥と鳴き交わしているようだ。この辺で営巣するのだろうか。



15:12 ミサゴが今年も南から営巣地へと戻ってきた。


 峠まで下りると、トドのような轟きが聞こえた。まだ居残っているのかもしれない。昨年はゴールデンウィークまでいたのでありえなくはない。
 そのまま下山しタイミングよく来たバスに乗り込んで帰宅した。

2017年4月10日月曜日

3月29日 待っていたハヤブサ

2017年3月29日 晴  



5:20起床 朝食後に外出。コンビニで昼食を買いバスに乗車。
8:52 高台から入り江を確認したがアザラシはいない。シノリガモの群れが見られた。




 北側の大きな岩には既にトドはいなかったが、手前に1頭泳いでいた。


 ここから山頂に向かう。和かんじきを用意してきたがなくても登ることができた。ハヤブサが交尾する岩に着いたが、昨年同様、既に他のカメラマンが構えていたため、その下の別の岩に降りることにした。
 10:38 崖下を見下ろすとトドが1頭泳いでいる。


 西の小さな岩にはトドがあがっていた。


10:58 ソレルの防寒ブーツにカイロを入れ、綿入りのパンツとダウンジャケットを着込んだ。サーモスに入れたコーヒーをチタンのマグカップに注いで一息ついていると、いつの間にか眼前の岩にハヤブサがとまっている。大きさから雄と思われる。10分余りして飛び去った。


11:28 崖下の岩を何度か飛び交う。


12:35 先ほどのカメラマンがまだいるのか確認しようと思い、先ほどハヤブサがとまった岩の手前まで降りたところ、頭上でけたたましくハヤブサが鳴いた。しかしハヤブサの姿はどこにもない。眼前の岩をよく見たら、なんと7メートル程のところにハヤブサが顔を覗かせていた。


 尻を着けたままそろそろと右に移動しながら静音シャッターを切る。30分余りで飛び去る。おそらく先ほどとまった個体と同じだろう。


15:20 西の小さな岩のトドはいなくなっていた。
15:50 撤収。西側を下山し、丁度来たバスに駆け込んで帰宅する。

2016年11月14日月曜日

浜辺に寄って来たシノリガモ


2016年11月11日 金曜 晴時々曇 最高気温4.9℃ 平均風速2.6m 東風 日照時間7時間 日の出6:21 日の入16:16 満潮12:40

5:00起床 7:30外出 セイコーマートで昼食を買い7:51のバス乗車 

8:20 高台に着くとハヤブサが現れ、お決まりのアンテナにとま
    った後、西の山に飛び去る。



どの岩にもワシなどは止まっていなかったので、入り江に降りてアザラシが来るのを待つことにする。シノリガモが10羽程いる。

 9:33 ハクセキレイの幼鳥が成鳥と共に現れる。



9:57 今冬ウミアイサ初認 雌 


10:37 ゴマフアザラシは一向に現れなかったが、シノリガモの
    ペアがこちらに近づいてくる。少しやんちゃそうな目が可
    愛い雄だ。



後ろから雌がついて来る。

11:39 ヒメウ今冬初認




12:30 ハヤブサがハクセキレイのような小鳥を追って現れる。
             満潮時間帯は海水が足元まで達する。しかし背後が石
      垣で避けることもできないが、何とか持ちこたえる。


13:20 背後の崖に早くも日が隠れたので撤収する。  
    他にはウミネコ1羽確認
11:39 近くの漁港に移動すると、カンムリカイツブリを1羽確認

シノリガモも多数確認


14:41バス乗車 15:00帰宅 1万歩 寒さと老化のためか崖を降りる際、両膝に軽い痛みを感じたが、スクワットをして改善を図ることにする。

2016年11月6日日曜日

冬の使者オオワシ到来


2016年11月2日 水曜 晴時々曇 気温6℃ 日没16:26
アザラシが来ているとの情報があり入り江に向かう。
9:30 外出 途中セイコーマートで昼食を買う。駐車場で突然軽乗用車がバッグしてきて轢かれそうになったが左手で車両を叩いたら止まった。運転していた50代くらいの女を見やったが頭1つ下げないのには憤慨した。時間がないのでやり過ごした。とにかく無事で良かった。9:55 バス乗車

10:15 高台に到着、遠方の岩頂を見ると見事な成鳥羽のオワシがとまっていた。こんなに早く確認するのは初めてで、この岩にとまったのも見たことがない。
 

 
入り江を確認するとアザラシはいなかったが、遠くて判然としないもののアカエリカイツブリのような個体が1羽、シノリガモ雌1羽確認。
 よってアザラシ撮影の予定を変更し、山に登りオオワシのいる岩の上に向かった。


10:52 急斜面を降りていくとオオワシが見えた。さらに降りてガサゴソと藪と格闘しているうちに警戒されたのか、途中で姿がなくなっていた。その後一度も現れず、南下途中の可能性もあるだろう。
 

11:00 撮影地に到着。下着が汗ばんで寒かったが、真冬用のダウンとオーバーパンツを着込むと解消した。遠方の岩頂にハヤブサ確認。
11:17 既に消失


11:28 両翼の先が黒いのでセグロカモメと見られる。南へ向かう。今冬初認。


11:44 再度ハヤブサが岩にとまる。12:10 既に消失


12:31 今度はハヤブサが海上の岩にとまる。12:51 までは確認したが 13:07 既に消失


14:01 北東からの風が常時ススキを揺らし、寒くて風当たりの弱い岩陰に移動する。ダウンのフードももって来るべきだった。イソヒヨドリ雄が突然岩場に現る。まだ残っていたのか、渡り個体だろうか。


14:31 ミサゴの営巣岩にハヤブサがとまる。ここにとまるのは始めてみる。


16:24 日の入りが迫っている。頭のシルエットしか見えないが、まだとまっている。塒(ねぐら)入りを見とどけたかったが、ヘッドライトを用意して来なかった。帰りの急斜面を登るのが不安なこともあり撤収する。ここを塒にするのだろうか。海岸から高台へ登って帰る。アザラシの姿なし。
17:10 バス 17:30 帰宅   9597歩

2016年10月29日土曜日

サクラマスを求めて紅葉の清流へ


2016年10月25日火曜 セジロタヒバリ初確認
午前中は晴れていたが午後になると曇った。
 5:45起床 7:10外出 7:17バス 7:29エネオスのニコニコレンタカーでヴィッツを借りる。7:40出発 途中セブンで朝昼食を買い、そこで朝飯を食べる。
 9:30 目的地の河口に到着。サケマスの姿はない。
 


10:00 川沿いの林道の行き止まりで股下まであるウェーダーに履き替え渓流に向かう。フェルトが付いてないので沢靴に比べると滑りやすいが行ける所まで行こうと思う。熊スプレーを腰に携帯する。山の紅葉はかなり葉を落としている。エゾシカの鳴き声がこだましている。


川は夏にも増して澄んでいるが魚影はなし。


10:44 「熊スプレーなくても大丈夫かな」と思った矢先にヒグマらしき糞発見。


曇っているので写真では水色が映えない。


 11:10 やはりフェルトがないと滑りやすく、水深10センチ程度の何でもない所でバランスを崩してタスキがけしていた400mmレンズに水がかかってしまった。直ぐに拭いて事なきをえたが、左足に水が入り濡れてしまった。カメラは防塵防滴で物損保険も加入しているので心配ない。予期せぬ所で滑ってしまい、これ以上登るのはリスクが高いので潔く引き返す。ちなみに僕はケイタイなどの通信機器は持っていない。
 そんな傍らでシジュウカラが鳴いていた。


ご常連のカワガラス


11::44 小さめだがまたヒグマの糞だ


12:13 車に戻り着替えを済ました後、車内でサーモスに入れたコーヒーを飲んでいると、クマゲラの雄がやって来た。


3個目の熊糞。実りの秋で活発に動いているようだ。


13:18 河口に戻るとウミネコの群れとシノリガモ雄2羽。結局サクラマスは見られなかった。


14:09 帰路18キロ東の河川に寄る。オオセグロカモメがカニを捕らえていた。


 14:16 築堤上の道路を車で登っていくと轍にヒバリが佇んでいる。フロントから3メートル近くで止まっても逃げないので窓からカメラを出して撮った。後で調べると珍しい旅鳥のセジロタヒバリと思われる。初確認で僕の国内確認種は204種目となった。


14:27 上流の紅葉


15:26 さらに5キロ西の河川に寄ると河口近くでサケが多数遡上していた。

その傍らでは相変わらず護岸工事をしていた。公共工事は止むことがない。それがこの国の仕組みだ。

17:17 ニコニコレンタカーに帰着。17:37バス 17:50帰宅

レンタカー2525円 ガソリン代1166円 9.25ℓ 計3691円